生活のための各種手続き(SSNとEAD)

Social Security Numberの取得

Social Security Number(社会保障番号、略して SSN)は、国が管理している番号であることや重複しないことが保証されているなどの理由から、銀行口座の開設や電話の申し込みなど、生活上の様々な手続きで個人認証のために要求されます(SSN が無くてもたいていは手続きできますが、SSN がある場合に比べて時間がかかるようです)。また、イリノイ州では、原則として運転免許を取る際に SSN が必須です。(「一時的訪問者用運転免許証」については運転免許のページを参照。)シャンペーン・アーバナに到着したら、まず最初に申請しましょう。なお、申請書には自分の出生地や母親の結婚前の姓名も記入しなければなりませんので、覚えていない方は日本にいる間に確認しておくと良いでしょう。

なお、SSNは以前は学生であればほぼ全員が取得することができましたが、現在はアメリカ国内で収入を得ている、など一定の条件を満たさないと取得することができない模様です。J-1ビザや、教職員として滞在している場合は就労しているとみなされるため、取得することができます。SSNの取得要件、手続きについては、アメリカ政府、イリノイ州政府の政策によって変動することも予想されますので、各自で最新情報を確認することをお勧めします。

以前アメリカに滞在していて SSN を取得したが忘れてしまった、という方は、当時取得した番号を照会することができます。申請した時の自分の名前や出生地、両親の名前などの情報から調べてもらえます。詳しくは公式サイト Social Security Online をご参照下さい。

申請先
Social Security Administration Office (SSA)
101 South Country Fair Dr., Champaign.
Phone: ( US +1 8007721213) (toll free), 398-5399.
Office hours: Mon. – Fri. 9am – 4pm.
シャンペーン西部、Country Fair Dr. & University Ave. の角。6 Orange のバスで行くことができます。申請には予約や手数料は必要ありません。
学生の場合
身分証明証(パスポート)と Status 証明(F1ビザ、 I-94 と I-20)を持って SSA Office へ行き、申請書に必要事項を記入して提出します。 (2004年時点では、OISA経由でのみ申請が可能でした。この手続きについては変更される可能性もありますので、最新情報を確認してください。)後日Social Security Card が申請書に記入された住所へ郵送されてきますので、住所が未定の場合はOffice of International Student Affairs (OISA) を受取人として送ってもらうようにすると、未配達等のトラブルを避けることができます。
また、授業登録の手続きや学校からの請求書などを確実にするためにも、SSN が取れたらOffice of Admissions and Records (OAR) に届け出ることをお勧めします。
職員の場合
たいていの学科では、次の書類を持参して所属学科の Human Resouces Office へ行き、その仲介で諸手続きを進めます。なお、学科や滞在身分によって必要書類の内容は異なります。また、渡米前に送付しなければならない書類もありえます。

  1. DS-2019 (旧 IAP-66) とパスポート
  2. 傷害保険( Insurance )の情報
    日本で海外総合保障などに加入した場合はその契約書のコピーを持参。大学の傷害保険に加入する場合はその場で手続きをします。
  3. 日本の教授など3名からの推薦状を各1通
  4. 最終学歴の卒業/修了証明書。学位を持っている場合は学位記(日本語)のコピーと英文証明書。

Human Resouces Office で Staff Data Sheet を記入し、それと 書類一式を持参して International Faculty and Staff Affairs (IFSA) へ行きます。IFSA が SSA Office への手紙を用意してくれるので、その手紙と共に身分証明証(パスポート)と Status 証明(J1 ビザ、I-94 と DS-2019)を持ってSSA Office へ行き、学生の場合と同様に申請します。2、3日後に SSA から IFSA 経由で正式な SSN を教えてくれるので、それをすぐに生活関係の諸手続きで使うことができます。

申請後10日~2週間ぐらいで、 Social Security Card が申請書に記入された住所へ郵送されてきます。カードには7桁または9桁の番号が記載され、その下に場合によっては「移民局の許可がある場合のみ、就労可能」や「社会保障対象外(就労不可)」といった但し書きがあります。自分の署名をすぐに記入しておきましょう。

カードに記載されている SSN は暗記しておくと便利です。クレジットカードの作成や病院の初診など、様々な場合で SSN が要求されます。しかし、カードそのものが実際に必要になる場合は、イリノイ州の運転免許やIDカードの取得ぐらいのものです。ぺらぺらの紙製カードですが、重要な書類なので家で大切に保管して下さい。

 

Employment Authorization Documentの取得

E2、L2、J2ビザをお持ちの方、または F1ビザをお持ちの学生で Optional Practical Training (OPT) をする方は、 Employment Authorization Document (就労許可証、略して EAD)カードを取得し、就職して収入を得る事ができます。ただし、J1ビザの方のような税制上の特典は無く、収入から税金が徴収されます。したがって、このカードを取得すると SSN を申請する事ができます。なお、F2ビザの方は EAD カードを取得できません。

申請方法や料金は随時変更されるので、必ずBureau of Citizenship and Immigration Services (BCIS)ウェブサイト内の How Do I Get a Work Permit? のページや、OISAIFSAで最新情報ご確認下さい。また、申請者もその配偶者もイリノイ大学に所属していない場合は、必要書類が下記と異なる可能性があるので、勤務(予定)先の担当部署にご相談下さい。

申請書の入手
フォーム I-765 はBCISのウェブサイトからダウンロードできます。 また、イリノイ大学のOISAやIFSAのオフィスでも入手できます。
F1ビザでOPTをする方
下記の書類を揃えて Office of International Student Affairs (OISA) に予約の上、相談されることをお勧めします。

  1. 申請書 I-765
  2. 一番新しい I-20 のオリジナル
  3. I-94 付きパスポート
  4. 写真2枚。1.5インチ四方以上、30日以内に撮影したもの、背景白、右耳が見えるように斜め前方を向いたもの(Walgreenで撮影可能)。写真背面に名前とI-94の番号を記入して、透明のビニル袋(Ziplocなど)に入れておく
  5. 学科による修了(見込み)証明書 [OISAサイト内にある証明書フォーム](リンク切れ)
  6. Curricular Practical Training (CPT) の許可を得たことのある人は、それを証明する書類(学業成績証明書、在籍歴書など)

書類不備がなければOISAのOPT推薦が付いた新しい I-20 を発行してもらえます。それから次の書類一式を揃え、全ての控えコピーを取ってから申請先に郵送します。

  1. 申請費用$120分の小切手または郵便為替。宛先は Bureau of Citizenship and Immigration Services
  2. 写真2枚。OISAで用意したもの
  3. 申請書 I-765。OISAで用意したもの
  4. OISAのOPT推薦が付いた新しいI-20の1~3ページのコピー、および以前のI-20や非移民ステータスを証明する書類全てのコピー
  5. I-94 の両面コピー
  6. J2のパスポートの顔写真のページとビザのページのコピー
  7. 以前にEADカードを取得した方は、その両面コピー
J2ビザの方
International Faculty and Staff Affairs (IFSA) に予約を取って相談されることをお勧めします。申請書類を揃えたら、IFSAに連絡して書類不備がないかどうか確認してもらった方が確実です。書類に問題がなければ、全ての書類の控えコピーを取ってから申請先に郵送します。

  1. 申請費用$120分の小切手または郵便為替。宛先は Bureau of Citizenship and Immigration Services
  2. 写真2枚。F1ビザの方の場合と同じ
  3. 申請書 I-765
  4. 生活費の明細(月収、家賃、食費、子供の養育費など)と申請理由を述べた手紙。「J1ビザ保持者の収入で生活は成り立っている。家計を助ける為ではなく、自分の為(趣味/地域交流等)に働く」等という意思表示をする。[OISAサイト内にある手紙の例]
  5. 手紙内で記した生活費の資金を証明する書類
  6. DS-2019 のコピー
  7. J1とJ2の方それぞれのI-94の両面コピー
  8. J2のパスポートの顔写真のページとvisaのページのコピー
  9. 以前にEADカードを取得した方は、その両面コピー
郵送先
必要書類一式を BCIS の Nebraska Service Center (リンク切れ)へ送付します。

  • Return Receipt 付き Certified Mail または Registered Mail の場合
    U.S. Department of Homeland Security
    Bureau of Citizenship and Immigration Services
    Nebraska Service Center
    P.O. Box 87765, Lincoln, NE 68501-7765
  • Express Mail または Overnight Mail の場合
    U.S. Department of Homeland Security
    Bureau of Citizenship and Immigration Services
    Nebraska Service Center
    850 S. Street
    P.O. Box 87765, Lincoln, NE 68501-7765

申請から EAD カードの取得までは2~3ヶ月かかります。90日以内に結果が出ない場合は、BCIS で240日間の一時就労許可カードを請求することができます。申請書類の受領書と共に受付番号が届くので、問い合わせる際にはその番号を使って下さい。なお、電話はなかなか通じにくいようですので、その場合は手紙で問い合わせられると良いでしょう。封書は通常1~3日で郵送されます。

EAD カードが手に入ったら、それを持って SSA Office に行ってSSNを申請すれば、およそ10日~2週間でSocial Security Card が届きます。