安全対策

主要電話番号一覧

シャンペーン・アーバナ地区は同じ州内のシカゴに比べるとずっと安全ですが、油断をしていると事件に巻き込まれたりします。夜中の一人歩きは避けた方がよいでしょう。主な緊急連絡先、および防犯サービスの電話番号を以下にリストアップします。UIUCの内線電話からならば、各電話番号の先頭に 9 を付けてください。

911 Police, Fire, or Ambulance

日本の110と119がまとめられたものなので、最初に救急車( ambulance )か事故/事件( accident )か?と尋ねられます。また、キャンパス周辺には専用の電話ボックスがあり、ボタンを押すだけで大学警察に直通でかかります。

333-2700 Dial-a-Nurse

McKinley Health Center の24時間応対コール。
急病だが救急車が要るほどではない場合、またはその判断が付かない場合、病状を伝えて対処法を指示してもらうことができます。他の病院にも同様のサービスがあるので、あらかじめホームドクターのいる病院の緊急コール番号確認しておきましょう。

333-5203 Rape Crisis 24-Hour Hotline

強姦事件に遭った時の24時間緊急コール。

244-HELP (4357) Motorist Assistance

キャンパス内で起こった車のトラブル支援部署。

333-8911 University Police

緊急でない場合の警察への連絡先。キャンパスが2つの市にまたがっているため、キャンパス内の事件は大学の警察が担当します。

333-1216 Student Patrol Walking Escorts (Public Safety Administration)

夜にキャンパス内を独りで歩きたくない場合、2人組の学生パトロールが同伴してくれます。サービス時間は午後9時から午前2時まで、金・土曜日は午前3時までです。キャンパス内の緊急コール電話ボックスからも申し込みできます。

265-RIDE (7433) Safe Rides

MTDが提供する臨時マイクロバスサービス。夏季は午後7時から午前6時まで、冬季は午後5時半から午前6時半までの間、キャンパスの校舎前から自宅まで送ってくれます。サービス対象地区についてはMTDのウェブサイトをご参照下さい。

トルネード

トルネード( Tornado )とは、アメリカ中西部でしばしば生じる竜巻のことで、イリノイ州周辺では大体3月から10月にかけて発生し、4~6月がピークです。2003年はイリノイ州内で最近50年間のうち最大のトルネード発生数(155個)が記録され、シャンペーン郡内でも度々警報が発令されました。トルネードの強さは「藤田スケール」によりF0~F5の6段階に分けられますが、一番弱いF0級でも回転風速17~30m/秒と普通の台風程度の風速を持ち、木の枝が折れたり飛んできた物で窓が割れたりする等の被害が局地的に生じます。警報が発令されたら安全な場所に速やかに避難しましょう。また、停電するとなかなか復旧しないので、懐中電灯やラジオ、飲料水などを備えておくとよいでしょう。

注意報・警報

    • Tornado Watch
      National Weather Serveice が発令する注意報で、その地域がトルネードが発生し得る気象状態であることを示します。この注意報が出たら、ラジオやテレビのローカル天気情報を確認しつつ、避難場所がどこにあるかを思い出しておきましょう。注意報は広い地域に対して発令されるので、たとえ晴天でも数時間後には悪天候に変わる場合があります。
    • Tornado Warning
      同じく National Weather Serveice が発令する警報で、その地域内でレーダーがトルネードを発見したか、トルネードの発生が目視で確認されたことを示します。この警報が出たら、シャンペーン・アーバナではサイレンが鳴り響き、消防車も総出動してサイレンを鳴らしながら市内中を巡回します。また、ラジオやテレビでもレギュラー番組が中断されて警報が出たことを放送します。警報は County (郡)単位の狭い地域で発令されるので、直ちに安全な避難場所に移動しましょう。

トルネードの前兆

    • 空が薄緑色または暗緑色になる。
    • ひょう( hail )が降ることがある。
    • 雷雨の最中またはその直後に突然静かになる。
    • 雲が非常に早く動き、空の一部で回転したり集まったりする。
    • 遠くから滝のような音が聞こえ、近づいてくると獣のうなり声のような音になる。間近になると貨物列車やジェットエンジンのような轟音になる。
    • 空から破片や瓦礫が落ちてくる。
    • 漏斗型に回転する雲が見える。漏斗型の雲が見えなくても、木の枝や葉などが空へ向かって舞い上がる。

トルネードは晴天時だけでなくサンダーストーム(雷雨)の中に生じることもあり、この場合は雲の様子が見えません。目視だけで判断せず、警報が鳴ったら速やかに窓から離れて避難しましょう。

トルネード警報が出た場合

基本的に、できるだけ低い所、かつ、自分と外との間にできるだけ多くの壁がある所に避難します。窓やガラス張りのドアは割れる可能性があるので避けましょう。

    • 家やアパートでは
      地下室に行きます。地下室が無い時は、1階のクローゼットやバスルーム等に行きます。バスタブの中や、重いテーブルなど頑丈な構造物の下に身を潜めると良いでしょう。窓が割れたり壁が崩れたりするとガラスの破片や瓦礫などが飛んでくるので、枕や厚手のコート、毛布などで身体を守りましょう。気象情報確認用に携帯用ラジオを、緊急コール用に携帯電話を持っておくと役立ちます。
    • 学校や病院、工場、ショッピングセンターなどでは
      もしあれば、シェルターに行きます。地下室が最適ですが、無い場合は1階も避難場所として利用されます。体育館やショッピングモールなど幅広い屋根や壁を持つ広い部屋を避け、トイレやクローゼット、事務室など四方を短い壁で囲まれた狭い部屋に行きます。コートや毛布などがない場合は、両手で頭と首を守りましょう。
    • 車や移動式家屋( Mobile home )では
      車ごとひっくり返されたり飛ばされたりするので、外に出た方が安全です。車で走って逃げようとしても、道路が泥や浸水、倒木などで通行制限/通行止めになっている可能性があります。しっかりした建物の中に移動しましょう。もし近くに建物が見つからなければ、できるだけ車から離れて、周りより低い溝などに隠れ、うずくまるか真っ直ぐに横たわって、両手で頭と首を守りましょう。
    • 外に居る場合は
      車の場合と同様に、しっかりした建物の中に移動するか、低いところに身を隠しましょう。

トルネードが去った後

怪我人がいる時は直ちに911に電話して救助を呼びましょう。
建物に被害があった時はろうそくや電灯を使わずに、もしあれば、懐中電灯を使いましょう。ガス漏れの臭いがする時は直ちに元栓を閉め、速やかに建物の外に避難します。
街路で電線が垂れ下がっている場合は、そこに近づかずに電力会社に連絡します。
強風で傷んだ木が後から倒れるかもしれないので、街路樹の側を通る時は気を付けましょう。

サンダーストーム(雷雨)の場合

激しい雷雨の場合も同様に、 National Weather Serveice が Severe Thunderstorm (T-storm) の注意報や警報を発令します。大陸性気候の特徴か、雷も雨も日本に比べて非常に強い場合が多く、車のワイパーを最速で動かしても前が見えなくなることがしばしばあります。また、直径2cm以上もある大粒のひょうが降ることもあります。大抵は西から東へ移動する通り雨なので、雨が小降りになるまで外出を控えるか、適当な場所で雨宿りする方が安全です。
シャンペーン・アーバナの市街地で浸水が起こることはまれですが、たまに線路の高架下など周りより少し低い所に雨水がたまって道路が通行止めになることがあるので、ラジオやテレビのローカルニュースで交通情報を確認すると良いでしょう。

サイレンのテスト

シャンペーン・アーバナでは、毎月第一火曜日の午前10時にサイレンを試験的に鳴らします。

関連情報ウェブサイト

    • たつまき博士の研究室(日本語)
      トルネードの規模を表す「藤田スケール」も考案された、トルネード研究の第一人者、故藤田哲也博士の研究紹介と記念館についてのサイト。日本とアメリカの竜巻について分かりやすい解説が載っています。
    • Tornado Project Online
      最近起こった主なトルネードリスト、トルネード対策方法、トルネードについての誤解トップ5など。ビデオやポスターの販売もしています。